文学・評論 外国の著者2

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イギリス人の患者 (新潮文庫)
第二次世界大戦末期、イタリア・トスカーナ地方の廃墟となった僧院に混沌の時期を共有した4人。 従軍看護婦だったカナダ人のハナ、彼女の父親の友人で泥棒(のちにスパイ)のカラバッジョ、不発弾や地雷処理の仕......
イギリス人の患者 (新潮・現代世界の文学)
第二次世界大戦末期、イタリア・トスカーナ地方の廃墟となった僧院に混沌の時期を共有した4人。 従軍看護婦だったカナダ人のハナ、彼女の父親の友人で泥棒(のちにスパイ)のカラバッジョ、不発弾や地雷処理の仕......
ビリー・ザ・キッド全仕事 (文学の冒険)
「ビリー・ザ・キッド全仕事」という題名は、「complete works of〜」という原題の、邦訳の慣例に倣っているのかもしれませんが、最初目にした時、アラン・コルバンが試みるような、史実をでき得......
家族を駆け抜けて (カナダの文学)
?『English Patient』(邦題『イギリス人の患者』)で1992年のブッカー賞を受賞して以来、その映画化とともに一躍世界的名声を獲得したマイケル・オンダーチェは、スリランカ(当時のセイロン......
ライオンの皮をまとって (フィクションの楽しみ)
とことん詩的で描写が美しい。 本を読み、その文章の美しさに震えるというのは素晴らしいことです。 世の数多の小説にはない美しさを、ここで知ることができます。...
バディ・ボールデンを覚えているか
佇まいから言えば、「ビリー・ザ・キッド全仕事」と同様の作品です。録音や写真といった具象的な手がかりが残されていない点もビリー・ザ・キッドと軌を一にします。間違っても伝記的なものを期待せず、語られるバ......
アニルの亡霊
被害者は誰なのかという謎解きの部分よりも、アニルと彼女を取り巻く人々の内的心情を、過去・現在・未来それぞれの地点から丹念に描いた物語です。主人公だけでなく、アニルとペアを組まされるスリランカの考古学......
ガラスの動物園 (新潮文庫)
テネシー・ウイリアムズを一躍有名にした本作は色々な劇団によって演じられているそうですが劇という演出家の観念で作った物を見る前に是非とも原作を読んでイマジネーションを広げて欲しいと思いました。 語り手......
欲望という名の電車 (新潮文庫)
Penguin版の原書を元に翻訳されています。 表現方法がやや古臭い感じがします。 時折はしょってある部分も見当たります。どういう意図で 省略したのかはわかりませんが、物語の筋には異変がないので ま......
テネシー・ウィリアムズ しらみとり夫人・財産没収ほか (ハヤカワ演劇文庫 6) (ハヤカワ演劇文庫 6)
テネシー・ウィリアムズのあまり知られていない戯曲が収録された貴重な作品集。 特に『東京のホテルのバーにて』は現代人の孤独を鋭くえぐりだし 作者らしいアイロニーが全編にみなぎる傑作である。 テネシー......
テネシー・ウィリアムズ回想録
『ガラスの動物園』『欲望という名の電車』でアメリカ劇作家界の頂点を極めた著者が、いわゆる「落ち目の」「晩年」に「お金のために」書き始めたとされる回想録である・・といえるのだが、しかし彼はこの当時もま......
またの名をグレイス 上
19世紀半ば、16歳で殺人容疑者として投獄された実在の女性、グレイス・マークスを著者が丹念に調べあげ、不明な部分を付け足して作り上げたフィクション。前半は主にグレイスの不幸な生い立ちおよびメアリー・......
侍女の物語 (ヤカワepi文庫)
この作家が気になっているのでこれも読んでみた。すごい作家だと思う。 ボストン近郊の、ハーバードキャンパスを思わせる地域が舞台。設定は20世紀後半。ちょうどこれが書かれた時期(1985年)だと思われ......
昏き目の暗殺者
原書に挑戦したが、小説の構造が複雑かつ単語も難しい用語が多数使用されているため読みこなすのに苦労した。 構造は今は老女となった主人公のアイリスが過去を振り返る手記の体裁をとっているが、その中で妹のロ......
侍女の物語
この作家が気になっているのでこれも読んでみた。すごい作家だと思う。 ボストン近郊の、ハーバードキャンパスを思わせる地域が舞台。設定は20世紀後半。ちょうどこれが書かれた時期(1985年)だと思われ......
ペネロピアド (THE MYTHS)
貞節な妻としてしか語られてこなかったペネロペイア そのペネロペイアをアトウッドが料理したが・・・ 『寝とる女』では巧く描けてた女の内面が こちらでは反転軽率な本に成り下がってしまった。 アトウッドフ......
寝盗る女〈上〉 (カナダの文学)
大学教授のトニー、自然雑貨店で働くチャリス、実業家のロズの三人は、学生時代からの知り合いで、タイプは違えど親友同士。三人がレストランで定例の集まりをしていたところに、突然ズィーニアが現れた。死んだは......
寝盗る女〈下〉 (カナダの文学)
ズィーニア、彼女についてずっと書いてあるというのに、彼女は全然見えてこない。だんだんと明かされていくトニー・カリス・ロズの物語。しかし、ズィーニアは?いっこうに明かされることの無い魔女。長いし慣れる......
良い骨たち+簡単な殺人
アトウッドの作品は簡単に見えて、多重の意味合いを含む英文は訳出が難解そのもの。ポストモダンでメタフィクショナルな作品構造に作者の知性と感性が光を放ちます。作者自身によって描かれたイラストも不思議な雰......
食べられる女
こんなに面白い内容なのに、訳が・・・読んでいて、若い女性に似合わない言葉遣いがとても気になった。内容は今でも新しい、なんとなくクリスタル風新進気鋭の若い女性作家がだれか訳してくれないかな。そしたら絶......
The Edible Woman (New Canadian Library)
こんなに面白い内容なのに、訳が・・・読んでいて、若い女性に似合わない言葉遣いがとても気になった。内容は今でも新しい、なんとなくクリスタル風新進気鋭の若い女性作家がだれか訳してくれないかな。そしたら絶......
Cat's Eye
子供の頃自分は他の人とどこかが違うと感じたことがある人、女の子同士の暗黙のルールが理解できなかった人、そのことで疎外感を感じたことがある人にお勧めする本。主人公は少しスタンダードから外れた家庭で育ち......
青ひげの卵
マーガレット アトウッドらし作品。女性の立場から女性をみつめることが多い彼女の作品だが、女性のための本ではなく、全ての人への本。どきっとするような真実をつくストーリーばかり。楽であるがゆえに、偽善に......
ムーン・パレス (新潮文庫)
非常に面白いストーリー。 おもしろい展開だけど、おかしくないか?と言うツッコミはない。 なぜだろうか。 青春は、そして人生は、多かれ少なかれ必然の偶然がある。 それを作者が絶妙にそしてパワフルに作品......
ナショナル・ストーリー・プロジェクト
ポール・オースターという、今最も油の乗っているユダヤ人作家と、これまた絶好調の翻訳家柴田元幸という組み合わせがいい。翻訳が間違っている、という指摘もあるが、ほうっておけばいい。「翻訳は意訳に限る」......
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
「ファンショー」を「フィクション」に読み替えて、 オースターがフィクションの創作に関して何かを掴むまでのプロセスの 最終段階の物語としても読めます。特に後半、特に第8節の途中以降は 著者が書く際、「......
幽霊たち (新潮文庫)
ある人物ホワイトにブラックの調査を依頼された探偵ブルーですが、そのブラックの日常に何も変わったことは起こらず、読者がひたすら追うのは結局ブルーの内面や行動であることがとてもユニーク。ブルーが父親との......
トゥルー・ストーリーズ (新潮文庫 オ 9-10)
「デジタル時計が11:11となる瞬間を見た。すげぇ偶然。」とか言う人がいるが、それ以外の時刻になる瞬間も記憶していないだけで何度となく見ているはずだから、奇妙な偶然として記憶に残るかどうかはその人の......
リヴァイアサン (新潮文庫)
というくらい、いままでで一番、重く、なおかつ、夜どおし読んでしまうほど、おもしろい。 わけのわからない結果と原因を提示され、「なんでやねん!」とつっこみつつも、好奇心で読みつづけ、「なるほど。そいう......
シティ・オヴ・グラス (角川文庫)
オースターを一躍有名にしたニューヨーク三部作の一作目。一応はミステリー仕立てになっているがポストモダン世代の作家らしく、凝りに凝ったメタ小説となっている。 例えば、主人公が複数の名前を使い分ける詩......
最後の物たちの国で (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
治安はめちゃくちゃ、明日生きていられるかどうかもわからない程苦しい生活の中で生きる主人公が誰かに宛てた手紙という形で書かれています。第三者の視点から語るのと違い、とても感情移入しやすく、途中で涙が出......
偶然の音楽 (新潮文庫)
何度も読み返したお気に入りの本のひとつです。とても奇妙で、不気味すら感じます。ささやかなパーティーの中で生まれた「偶然の音楽」。のちに主人公が娼婦に思いを語る言葉に、胸がしめつけられます。「寂しくて......
ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち
作家の多くが「自分の著作を広く紹介してくれる翻訳者に対して基本的には好意をもっている」のは事実だとしても、まずは「良い読者」たろうとする柴田元幸のスタンスに絶大にも近い信頼を寄せていく様が、特に付録......
孤独の発明 (新潮文庫)
決して初めてオースターに触れる人にはお勧めしない。ニューヨーク三部作でも読んでからのほうがいいだろう。 あまりに詩的で、物語、語ることの意味を物理的、そして精神的密室の中で延々と語る姿はある種狂......
空腹の技法 (新潮文庫)
この本の一番の読みどころは、小説家以前のオースターの、作品を読み解く目の鋭さだろう。とくに様々な20世紀の詩人を論ずる冴えは、すばらしい。すぐれた評論には、読者がその論じられた実際の作品を手に取るよ......
ポール・オースターが朗読する ナショナル・ストーリー・プロジェクト
他の評者と同様、この本を読んだ読後感は 非常に満足できるものだった。教養深いアメリカ人は どんな風に本を読んでいるのだろうという観点から この本を振り返ってみると、オースターのように、 一定のピッチ......
ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)
素晴らいと思います。作者の想像力には脱帽です。ただ、この作者は作家であると同時に詩人でもあるので、この物語の真の面白さ(巧みな音韻、文章のリズム)は日本語版では味わえないのかもしれません。ぜひ英語で......
壁の文字―ポール・オースター全詩集
装丁にとんでもなくこだわっている本があると聞いて、購入してみたが、これほどまでとは。。。カバーの絵、紙、印刷、重さ、その全てがマッチしている。そして、かれているのは重厚な(?)詩。本というよりはイン......
ティンブクトゥ
オースター氏の作品で、柴田さんの訳であれば、間違いないとは思いましたが、3時間程で一気読みしてしまい、後に温かな気持ちになりました。 本っていいなぁ、小説って素晴らしいなぁ、この作品に出会えて良かっ......
スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)
ウェイ・ワンが監督をした「Smoke」とオースターが監督をした続編「Blue in the Face」どちらも好きな作品だが,この本を買って改めて見つける魅力もある.とくに,オースターによって書かれ......
ナショナルストーリー・プロジェクト全5巻BOX
割高ですが英語学習を兼ねて感動もでき、一石二鳥の商品です。英文スクリプトにはすべてCDが付いていて、落ち着いたトーンの男性(プロのラジオパーソナリティ)のやや速めの英語をじっくり聴けます。2年ほど前......
カンディード 他五篇 (岩波文庫)
『カンディード』です。18世紀フランスの哲学者(啓蒙思想家、というべきかな?)ヴォルテール著の小説です。私が読んだのは旧版ですが、2005年2月に新訳版が出たようです。 何故わざわざ新版を出したのか......
ルイ十四世の世紀 1 (1) (岩波文庫 赤 518-3)
著者のヴォルテールは17世紀を「ルイ14世の世紀」と呼んだが、そのまま18世紀は「ヴォルテールの世紀」と呼ばれている。 ヴォルテールは啓蒙思想の指導者として活躍し、小説家としてだけではなく、劇作家、......
うたかたの日々 (ハヤカワepi文庫)
最後のページをめくるまでコランとクロエのしあわせを願い続けた。 もちろんシックとアリーズ、ニコラとイジスのしあわせも合わせてだ。 おっと!ハツカネズミくんも忘れちゃいけない。まぁ、忘れるわけもないけ......
うたかたの日々
今からもう十年ほど前に、なんの雑誌で見たかも、どういうタイトルだったかも忘れていたマンガを読みました。 それを先日ある友人宅で発見し、まず本としての作りの美しさに惹かれ、パラパラとめくってみたのがこ......
日々の泡 (新潮文庫)
胸に宿ったのは睡蓮の蕾。 蕾の生長を止めるように、キレイな花々で部屋を彩るコラン。 花が生長すると共に二人の運命は変わっていく。 二人の出逢い、そして別離......
サン=ジェルマン=デ=プレ入門
80年代にも日本語版が出版されたようですが、古本屋でもあまり見ないので、あらたに日本語版が出たのを知ったときは非常に嬉しかったのですが…… 軽薄で煮えきらない本の作りに、残念な気分になりました。 ......
ボリス・ヴィアン全集 9 (9)
91年に亡くなったフランスの伊達男セルジュ・ゲンスブールの兄貴分であるボリス・ウ゛ィアば何と言っても『日々の泡』そしてスノッブ!サンジェルマン・デ・プレのオープンカフェで、通り過ぎる女子どもを偉そう......
心臓抜き (ハヤカワepi文庫)
自分を満たしたい。その願望だけを持ち、老人市、小僧いじめなど残酷な風習が残る農村で村で生活するジャックモール。まったくもってうんざりしながら、人々の欲望を知るために精神分析を進めるうち、彼は非常に興......
日々の泡 (新潮・現代世界の文学)
胸に宿ったのは睡蓮の蕾。 蕾の生長を止めるように、キレイな花々で部屋を彩るコラン。 花が生長すると共に二人の運命は変わっていく。 二人の出逢い、そして別離......
すべての子供たちに―ボリス・ヴィアン詩集
二十世紀フランスの多芸多才なスターで、若干三十九歳という年齢でこの世を去ったボリス・ヴィアンの詩と、現存の画家であるミッシェル・グランジェの先進的な絵画が融合された一冊。 ボリス・ヴィアンの詩は、......
ボリス・ヴィアン全集 5 (5)
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ボリス・ヴィアン全集 3 (3)
不思議な世界で不思議な恋愛を繰り広げるコランの悲しい、それでいてユーモアたっぷりの小説。ヴィアンは多方面で活躍したマルチアーティスト。残念なのは翻訳がとてもひどいこと。矛盾をはらんでいても気付かずに......
ヴェルレーヌ詩集 (新潮文庫)
浪人してるときに読みました。 心がチクチク痛みました。 ・一節一節は美しい響きを備えているものもあるのでしょう。 ただ、節と節のつながりの希薄さが、ひとつの詩としての 一体感を弱めている作品が......
ヴェルレーヌ詩集 (海外詩文庫)
私達が海外の詩に触れる場合、まず翻訳されたものに触れることとなる。この本はヴェルレーヌの代表的な作品が翻訳されているのだが、作品によっては複数の文学者の翻訳が載っている。同じ「月の光」でも翻訳者によ......
叡智 (新潮文庫)
本作はヴェルレーヌが投獄・改宗後に書かれた作品です。そういった状況・心情を反映してか詩には生まれ変わる苦しみと喜びに満たされているように思います。 本書を読むことでどんな伝記を読むよりもヴェルレ......
黒い時計の旅 (白水uブックス)
冒頭から読者を圧倒する鮮烈なイメージと混交するストーリーは、登場人物たちを時の狭間で翻弄する。そして彼らがついに家路に着いたとき、歴史は語られることで生まれるのだと読者は思い知らされる。物語への、歴......
ルビコン・ビーチ
P・K・ディックはポップな感じが魅力的で、残酷な描写があってもあまり読み手に痛みは伝わらないのですが、この小説は、ディックに似た感性でありながら、非常に痛い。そして、ディックのようにカラッとしてなく......
彷徨う日々
エリクソンの作品というと、ちょっと読みづらいという人がいるかもしれない。しかし、処女作であるこの小説は翻訳も優れているのか比較的読みやすかった。といっても錯綜するストーリー、目くるめくイメージの洪......
Xのアーチ
本書はそれまでのエリクソン作品を総括するもので、『彷徨う日々』の登場人物が現れたり、『黒い時計の旅』のある場面が描かれたり、果てまた『彷徨う日々』の著者(=)エリクソンが本書の中で非難され殺害され......
真夜中に海がやってきた
ひたすら沈鬱な作品。作品の端々からエリクソンのエネルギーが迸っていた『Xのアーチ』は、ト ラウマ的饒舌にうなされながらもなかなか楽したのですが、今作は正直、 陰惨です。終わらない悪夢に終止符が打てな......
黒い時計の旅 (福武文庫)
この作品は「文学的な云々〜」と言わずして物語の展開という点だけでも十分、楽しめるのではないか。日本では本書がエリクソンの初訳であったが、この作品からエリクソンを読み出すというのもよいのでは。とにか......
アムニジアスコープ
この本を読んでいると自分が忘れてしまっていた、どこか不安げな過去へと シンクロしてしまう、そんな場面がとても多くて、でも自分が生きてきたものとは 全く違うけれど、とても感情移入してしまいました。 今......
ドリーム―エリクソンと日本作家が語る文学の未来
村上龍、島田雅彦etc、日本人作家がエリクソンを巡り、エリクソンの世界に入り込んだ思いなどがエッセイ(評論?)として真摯に綴られているが、私を含む読者は、やはりエリクソン自身の声を一番聞きたいので......
黒い時計の旅
この作品は「文学的な云々〜」と言わずして物語の展開という点だけでも十分、楽しめるのではないか。日本では本書がエリクソンの初訳であったが、この作品からエリクソンを読み出すというのもよいのでは。とにか......
The Famished Road, the (David Philip Saedition)
最初のページを読んでくらっと来て、一人で静かなころで読みたくなったら、あなたは、この本に向いています。人によっては、途中で眠くなったり飽きたりすると思います。私にとっては目が眩むような凄い本でした。......
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
初めてミステリ小説を読みました、すごく読みやすかったです 話の内容に無駄がなく次々に事件が起こり、オーエンにみんなが追い込まれていく 最後の一人が不思議な死に方をして「えっ、終わり?」と思いますが ......
春にして君を離れ (クリスティー文庫)
毒親の話。毒親が自分を見つける話。ときいて 「それはさぞや胸がスカッとするだろう」 と読み始めました。 しかし、いやぁ、深い。 「親の価値観」を「あなたのため」だからと押し付けてくる親。 「あ......
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
1926年に書かれたものだが、とても読みやすかった。また27の章に分かれていて章ごとがの展開がわかりやすく読みやすい。ABC殺人事件やオリエント急行殺人事件と比べても読みやすかったし面白かった。とに......
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
TVドラマやアニメの推理物を見て「探偵物はいつも同じ内容でつまらない」と思い込んでる方にお薦めです オリエント急行の殺人はその枠にはまっておらず思いもしない結果が待っています 「そして誰もいなくな......
ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
表紙が内容と一致して効果的!。同様のことは「そして誰もいなくなった」の表紙と同じくらい効果的だった。内容によくマッチしていたからだ。お金があっても若く美しい美貌があっても幸せになる要素をほとんど兼ね......
ABC殺人事件 (クリスティー文庫)
A地名の土地でAの頭文字の、B地名の土地でBの頭文字の、C地名の土地でCの頭文字の人が死んで行くのだが、Dの土地でもDの人が死ぬのか?というところで意外な展開になる。 法則には秘められた意味があり、......
ゼロ時間へ (クリスティ文庫)
クリスティ独特の設定作りの巧さで読者を唸らせる秀作。普通ミステリは冒頭で殺人事件が起こり、そこから犯人捜しが始まる。本作では、"殺人が起こる前には色々な人間模様がある筈"との前提で、「犯行時=ゼロ時......
杉の柩 (クリスティ文庫)
ぜひ、恋をしている人に読んでもらいたいミステリーです。ポワロものは全て読んでいますが、このお話がその中でも一番好きです。何度も読み返しては楽しんでいます。最後まで犯人が誰かはわからないので、ミステリ......
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
ミステリの女王アガサ・クリスティーの第1作目ですが、クリスティー独特の魅力が味わえます。美しく上品なイギリスの雰囲気はとてもすばらしい! トリックよりストーリーが重視されている後期の作品に比べて......
死者のあやまち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
園遊会の犯人当てゲームの賞品贈呈役に選ばれたポアロ。そのゲームで被害者役を務める事になっていた少女が何と本物の絞殺死体として発見される。少女は"あやまち"を犯したのか ? 筋書きとは異なる死体の出現......
そして誰もいなくなった [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス
日本語訳は読んだことがありましたが、勉強のために原文(英語)で読んでみたら、日本語訳とはまったく違った緊張感を感じました。英語で読むと、訳ではわからない、著者が表現したかった登場人物の息づかいや気持......
ポアロ登場 (クリスティ文庫)
クリスティーの長編しか読んだことがなかったのですが、短編もいいですね。 電車の中とか、夜寝る前とか、読みやすいです。 この短編集はどれもレベルが高い作品ばかりのような気がします。 短くても、さすが......
チムニーズ館の秘密 (クイーンズコミックス)
アガサ・クリスティーの作品「チムニーズ館の秘密」のほか「忘れられぬ死」、「ゼロ時間へ」の漫画化です。 あっさりした絵柄がほのぼのとした雰囲気を醸し出しており、ミステリーに興味がなくても楽しく読めます......
葬儀を終えて (クリスティー文庫)
「リチャードは殺されたんじゃなかったの」コーラのこの発言が波紋を呼び伏線となって物語は展開していく。 葬儀の後の一族皆それぞれに殺人を行う動機は次々に出てくる。 そして、それぞれにアリバイが怪しい。......
忘られぬ死 (クリスティ文庫)
登場人物それぞれの回想による前半は、惹き込まれる。 しかし、後半からだれる。 犯人と動機の描き方も不充分。 短編「黄色いアイリス」が原形であるが、結末等は変えてある。 個人的に、この作品はアガサの......
カリブ海の秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
マープルが、偏屈爺さんラフィール氏と犯人を推理するところは面白い。 が、しかし本作の読み所、そこだけなんですが(苦笑)。 プロット(筋)は平凡で、ストーリーテリングの冴えもないし、トリックが凄いと......
殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
ポアロもマープルも出てこないせいか、意外とマイナーなほうに入ってしまう作品ですが、、実に上手い。殺人なのか、事故なのか、迷いに迷わせてくれます。クリスティのミステリなんだから、殺人に違いないと思って......
スリーピング・マーダー (クリスティー文庫)
ミス・マープルの長編シリーズは、全12作と、ポアロ物の三分の一しかないのだが、「殺人お知らせ申し上げます」で有名な「予告殺人」、車窓から並行する汽車で行われている殺人を目撃してしまう「パディントン発......
ブラック・コーヒー (小説版) (クリスティ・コレクション)
クリスティーは、戯曲の分野においても、この作品を始め、「ねずみとり」、「検察側の証人」、「蜘蛛の巣」、「招かれざる客」といった傑作を残している。ただ、戯曲というのは、演劇の脚本として書かれたものであ......
書斎の死体 (クリスティー文庫)
「あなたにきてもらって、犯人をみつけたり、謎を解いたりする手伝いをしてもらいたいの。」 友達のバントリー婦人の依頼の電話があり、 ミス・マープルが「書斎で見つかった見知らぬ女性の死体」の謎解きを......
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